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「そういえば荒井さん、今日は彼氏から晩御飯のリクエストあったんじゃ、なかったっけ?」
彼女は、ハッとした顔をし、両手で口を押さえた。
「あぁ〜っっ!そういえば、材料が足りないものがあったから買いに行かなきゃいけないんだった〜っ!」
2人はスタバから出ると、また明日〜と手を振って別れた。
荒井さんと別れ、駅に向かって歩いた。
いつも元気な彼女がいなくなると、凄く静かに感じるなと、少し笑ってしまった。
あ、今晩のおかずは何にしよう?
駅の改札を通り、電車が来るのを待ちながら、冷蔵庫の中にある材料を思い浮かべながら、家路に向う。
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