三十路になってから考えてみた。

日常

洗面所を後にすると、冷蔵庫へ向う。

朝食と昼食のお弁当作り。

朝食用のパンをトースターにかけ、電気ケトルに水を入れてスイッチオン。

冷凍庫を漁り、冷凍したご飯と冷凍食品を出して電子レンジにかけていく。

基本、おかずは冷凍食品で済ませることが多い。

時間のない朝に、洗い物が多いのは…辛すぎる。

冷凍食品やらを半解凍くらいにすると、慣れた手付きで、弁当箱に詰めていく。

半解凍で詰めるのは、会社の電子レンジで温めるからということと、再加熱すると、なんか干からびて残念なお弁当に見えたこともあったから。

弁当を詰め終わり、お弁当用の巾着に入れ、箸を入れた事を確認すると通勤バッグの中にしまう。

スティックに入ったカフェオレの粉をコップに入れて、お湯が湧いたケトルを掴んで注ぐ。

トースターで出来上がった、ちょっとキツネ色に焼けたトーストを台所の流しの所で頬張る。

お行儀が悪いけど、極力、洗い物を出さないスタイルを押し通す。

スプーンでかき混ぜた、カフェオレの入ったカップをフーッと冷ましながら、ゆっくり口に運ぶ。

朝は、カフェオレが1番。