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再びのぐだぐだ
カルデア…そう呼ばれる場所で人類史を守る者たちがいる、かつて時代を生きた英霊を呼び戦いに翔るマスターと彼を慕うサーバント達の歴史に残る事のない戦い…これもまた残る事のない戦いだ。
…というかそんな感じじゃない、始まりはカルデアの食堂である。
「あ…いたいた、ちょっとそこの人たち〜」
「…何か嫌な予感が」
話すはマスターの藤丸…あえてそう言う、女性というか少女みたいな相手が話す。
「また困った事態が起きて…今すぐ来て!」
女性の名はレオナルド・ダ・ヴィンチ…言わずと知れたモナリザの作者だ、しかし女性の姿(ベラリザ)をしてるが中身は本人(男性)で天才的な頭脳を持つ美少女…と言わないと怒る人。
「先輩…行きます」
後輩のマシュが言う…彼女は一応サーバントだが人間でもあるデミサーバントだ、藤丸も仕方ないと思い席を立つとダヴィンチちゃんは他のサーバントに声を掛けて場所は観測レンズ・シバ。
「困った事態とは?」
「これを見てほしい」
藤丸に促すダヴィンチちゃん…見ると日本の一点に歪みが計測される物が、するとサーバントの1人があんぐり。
「これってアレですよね?」
「(うなづき)ぐだぐだ時空に似てるのさ…」
沖田総司にダヴィンチちゃんは言う…しかし驚くのは少し前にもあった為だ、その時は古代の日本(邪馬台国)だったが…
「今回は200Xから未来に近い時代の様だね、ただ…この場所はもしや」
「場所はどこです?」
「越前国…いや、福井という名前か…だから君たちを呼んだのさ」
坂本龍馬にダヴィンチちゃんの説明…メンバーは茶々も該当する、ただ沖田さんと共に呼ばれたのが…
「ワシはあまり知らんぞ」
ノッブこと織田信長と弟の信勝だ、ダヴィンチちゃんは言う…
「ぐだぐだならその専門家に任せる為さ」
「好きで専門家になった訳じゃないですが…(汗)」
沖田さん…その扱いに不満である、しかし茶々の保護者(?)のノッブはたった一言だけ。
「是非もなし…か?」
「姉上が行くなら僕も…」
史実では信勝は信長に滅ぼされたが最近ではより姉上好きに拍車がかかっている、なので藤丸もマシュも仕方ないので行く事にする。
「…後続も準備するから、まずはこのメンバーで」
そしてレイシフトする…新たな戦いの舞台へ
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