かの者の術

5/5
前へ
/20ページ
次へ
福井城に戻る中でシュウにカルデアの説明をする藤丸にシュウは驚きつつも理解できた、実際に信長や沖田などがいるし勝家に会っていた事でそれは早い…特に坂本龍馬がいる為かなり。 「伝説の人だ…」 「いや…僕は何もしてないからね」 「全ての道を作ったのでは…でも」 シュウはお竜さんが気になっている…側から見れば取り憑かれてる様に見えるのだ、しかしお竜さんはシュウを見て… 「変なヤツだな…お竜さんの美貌に参ったか?」 「…ない」 「…龍馬、コイツ食っていいか?」 「ダメだって…」 はっきり言うシュウも本気ではない、そして気になるのは信長から。 「お主…このちびノッブはどうしたんじゃ?」 「前に探索してた時に倒れてたんです、お腹が空いてたみたいでおにぎりをあげたら懐かれて…仲間と一緒に連絡役をしています」 仲間とはちびノッブが後5人いる様でそのリーダーがニシヤマ、沖田が聞くのは… 「なんでこの子ジャガーマンみたいな格好?」 「?…レッサーパンダですよ、なんか気に入ったみたいなので(汗)」 ちなみにニシヤマの由来は鯖江にある無料の動物園がある公園だ、レッサーパンダの服は別の仲間が作ったらしくニシヤマも懐く…だがやはり最大の疑問は。 「その力はいつから?」 「…戦いが始まってしばらくして突然頭の中に声が響きました、この脅威をもたらす者を討て…と」 マシュにそう話す…他の協力者も同じであり元々知り合いだった為すぐに3人で戦いを行ったという、春嶽公を訪ねた時の言葉はシュウの事で理由も力を得た時にはっきりと見えたらしい。 「何故か城があり時代が混ざった状態になっている…その理由が脅威をもたらす者と、だからそいつを倒せば…」 「…君に力を貸している人物は?」 「…声だけで分かりません、他は名前も聞いたみたいですが…」 シュウだけ不明な人物…それも謎だ、少なくともサーバントと同じと考えられるとマシュは言い城へ到着する一同だった。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加