脅威と鼓動

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翌日になると春嶽公がシュウとカルデア勢に巡回を頼む、敵が出ない西側であるが念の為川沿いの南へ向かう…すると橋の上でシュウは言った。 「そう言えばこの橋…昔に柴田様の命で作られたと聞いて思うんですが、柴田様は今のこの橋を見てどう思うのか…」 「どういう事じゃ?」 「かつてこの九十九(つくも)橋は北側を木製にし南側を石造にした物だった、今はコンクリートなので…当時の苦労とかを」 橋自体は昔から足羽川に架かっていたが勝家が治めた後に半石半木の物になり、江戸時代には浮世絵になるほど有名だった様だ…当然だが当時と今は違う為。 「気にしとらんじゃろ…そこまで細かいヤツじゃないでな」 信長は一蹴する…今は今と言う考えだ、その南側に春になれば堤防の桜並木が名所とシュウは話すと進み城へ戻る道を歩く一同…その時だった。 「あ!伯母上!!」 「なんじゃ茶々、そんなに慌ておって」 信長はそう返すが共にちびノッブがいる…ニシヤマの仲間である、そのノッブがシュウにジェスチャーで伝えたのは… 「!…勝家様たちの危機?!」 「!!」 「案内して!!」 事態に一同は茶々とノッブの後に続く…その中でノッブは変なジェスチャーをした、上に伸び大きく… 「なんと?」 「…デカイ、怖いの…暴れて来た」 沖田に言うが分からないとシュウの話、ただ今までなかった反応は神社の東…5キロの戦線で一同が着いた時に理解する。 「なんじゃ!」 「そういう事…ですか」 信長とマシュがつぶやく…驚愕する事態に。
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