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戦いは余裕のある展開…ただちびノッブはいない、しかし敵は次々と現れ信長が叫ぶ。
「沖田…いっそのことパパを呼べ!」
「それ私じゃないから!!」
…言いたかっただけである、だが押していく一同は余裕だ…しかしマシュは気づく。
「マスター、ワザと引いてますね…」
「…何か変だね」
戦う内に敵が下がってるのだ、他も気づいた時そこは神社前…そして次の瞬間だった。
「戦いは終わりです…」
「!」
透き通る女性の声…すると敵は下がり片膝をつく、神社から歩いてくる人影に沖田が気づいた。
「綺麗な方…」
ただ2人…信長と茶々が驚愕している、後方で支援していた信勝も気付き…
「ま…まさか!」
「ん?信勝さん…?」
マシュが言うが固まる3人…女性が一同の前に来ると微笑む、一べつして…
「カルデアの方たち…ですね?」
「え…どうしてそれを?」
藤丸が問おうとしたその時…茶々が女性に抱きつく、涙し叫んだのは…
「は…母上!!!」
「…会いたかったですよ、姉上も元気そうですし兄上もいらっしゃるなんて」
「茶々のお母さん…て、まさかノッブの!」
沖田もやっと気づいた…茶々の母で織田姉弟の妹、それはマシュの声で…
「お市の方…」
「はい…市でございます」
よく見たら茶々そっくりな姿だ…衣状の服とジーンズを履く市、だが疑問は藤丸から。
「何故カルデアの事をご存知なんですか?」
「中でお話ししましょう、今ここで何が起きているかも…」
市は案内する…茶々は嬉しいのか母の右手をずっと握っている、しかしある物を見たら赤面した。
「…三姉妹のお社(汗)」
「ええ…ここは私たちの神社ですから」
その場所は柴田神社…柴田勝家とお市の方を祀る、ちなみに三姉妹のお社は最近できたと市の話である。
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