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鎖骨に刷り込まれてる様にして付けられた流星君のキスマーク。
自分の肌に浮いている彼の印が恋しくて、愛おしくて、自らの指でそっと密かに愛撫した。
「みーちゃん何してるの?」
「帰る支度?」
「そんなのしないでよ。」
「……。」
「明日土曜日でしょう?泊まって行ってくれないの?」
「え?」
「泊まってってよ、みーちゃん。」
“僕寂しいの”
今一つだけ願いが叶うとするならば、彼の意図や本心を覗けますようにと迷わず望むと思う。
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