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「なーに外見てんだよ。校庭の木が腐んだろうがっ」 突然背中にドンと衝撃を受けて私は教室の窓枠に手を掛けてしゃがみこんだ。 高校三年生の春、学期最初のロングホームルームが始まる前の休み時間でのことだった。 痛いと漏らし、振り返ると高校一年生の時からクラスが一緒だった西田くんが嫌悪感を露にした表情で私を睨んでいた。彼のそばでは数人の女子がせせら笑っている。
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