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 ラジオ放送中に届いた一件のメッセージ。匿名であってもユキだということは明白で。あれはリイトへの悲しいまでの愛のメッセージだった。   もしも私が高音病でも あなたは歌わせるの もしも私が高音病なら 死んでしまうわよ それでもというのなら 飛んでいくわ あなたが待つステージへ  胸を抉られる瞬間は誰にだってある。それは当事者でなくても、詩人のユキの言葉は私だけではない、多くの人の心を抉ったと思う。ただ大衆と私の思いは違った。SNSのつぶやきを見ればわかる。
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