序章1 呪いの家へのお誘い

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序章1 呪いの家へのお誘い

 その家は俺の想像を遥かに超えていた。  俺は藤友晴希(ふじとも はるき)という。  神津(こうづ)市の新谷坂(にやさか)高校に通っていて、4月で2年になる。  今は春休み期間。春休みが始まってちょうど4日目に入った深夜、夜更かししてそろそろ寝るかと思っていたら公理智樹(こうり ともき)からLIMEで呼び出しがあった。  公理ん:   ちょっと付き合ってほしい、呪いの家に★ 01:12  それを俺に頼むかよ。  よりにもよって既に呪いに呪われ済みのこの俺に?
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