【2000字掌編】サンタクロースは全力疾走
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「私も啓吾くんを見習って、就職活動するよ」 別れ際にそう言って、望海は店を出た。客がいなかったせいか、啓吾がやけに長い間見送ってくれている。 そう思ったら、望海を追いかけてきて呼び止めた。 「望海さん、もしかして足が痛むの?」 歩き方が変なことに気付いたのだろう。啓吾の思いがけぬ気配りに、望海は無理して頑張った一日の疲れが癒された。 昔、二人で飲んだ蜂蜜入りホットミルクのように。
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