第58章 引き裂かれない2人

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カチャカチャと俺のベルトを外してくれると、ファスナーも降ろしてくれた。 「こんな感じ?」 雪子はそう言って首を傾げて微笑むと、俺は頷いて雪子の唇を塞いだ。 「可愛いやつ」 「え?なにが?どれが??」 「お前が」 俺は笑っていると、雪子もクスクス笑っていて、オレはすぐに雪子の中に入った。 「あっ……!」 「やば。いいね。めっちゃいいねっ」 さっき、蒲生の家で雪子の映像見てたから、すっかり雪子に会いたくてたまらなくなってたから、めちゃくちゃグッドタイミングだ。まさか雪子が来てくれてるなんて思わなくて、不意を突かれて嬉しいサプライズだ。岩田との話でも、雪子を昔悲しませたことを思い返したりして、いろんな思いが湧き上がってた。 「ど、どうしたの?なんか、あったの?」 雪子は小さく喘ぎながらそう言うと、俺は腰を揺らして雪子を見て、フッと微笑んでまた唇を重ねて舌を激しく絡めていく。 「なんでもない。ただ、雪子を絶対に、二度と悲しませたりしないってこと」 「なぁに?急に」 「雪子のことが、一番大事だってことだよ」 「…私も、だよ。理が一番、大事。一番、大好き。…すごく、キモチイイよ」 雪子はそう言って膝を上げてしがみついてくると、俺はそんな雪子にキスをしながら、 「雪子は、好きのツボを押しまくりだな」 と微笑んで言って、一気に絶頂まで昇り詰めていった。
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