48人が本棚に入れています
本棚に追加
まさか前から想われていたなんて…。
知らなかった分驚く。そして胸がキュッ、しまった。
「ウル、これから意識させるからな」
「う…」
「だからちゃんと俺を見ててくれるな?」
「うぅ…はい」
よし。と笑ったレオンは今までになく笑顔で、卯瑠はその表情に高鳴る鼓動にドギマギして落ち着かなかった。
「じゃあ、仕切り直しだ」
「……ん??」
(仕切り直し、とな…?)
疑問に思ったのも束の間、あっと声を上げる間もなくベッドに仰向けに押し付けられてレオンが跨る。
「体から入る関係もあると、今まで散々教わらせられたからな」
「や、えーーーと…それは、その……別問題?みたいな…??」
「ウル、逃げるなよ?逃げたら酷くしてしまうかもしれないからな…?」
「ひぇ………。」
この後2人がどうなったか。
それを知るのは翌日様子を見にきたアルトのみぞ知ることとなる。
おしまい。
最初のコメントを投稿しよう!