1. はじまりはいつも… #

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レイプでもするように新田を抱いた。 新田の顔色は面白いように変わった。 まさか俺がこんな真似するとは思ってなかった のだろう。 やめてくださいと、涙を浮かべて何度も謝り 必死で抵抗された。 「今さら謝っても遅いんだよ」 俺は痕が残らない程度に、何度か殴り 抵抗する気力だけ奪い、新田から剥ぎ取った ベルトで後ろ手に拘束して、何の前戯もなく 上のシャツも、パンツも中途半端に脱がした 状態で後ろから挿入した。 さすがに痛かったのだろう、新田は悲鳴にも似た 声を上げて暴れた。 最初からガンガン責め立てて、抉るようにして 奥まで突いた。 新田は最初こそ苦しそうに顔を歪めていたけれど 抽挿を繰り返すうちに、吐息がどんどん甘くなり 中が俺のアソコをキューっと締めはじめた。 そっと手を伸ばして、新田の前に触れて見ると すっかり硬く立ち上がっていて 俺は思わず笑った。 「新田、ずいぶん馴れてるんだな こんな乱暴に突っ込まれても感じるなんて 今日が初めてって訳でもなさそうだな」 新田は答えず、目も口もぎゅっと閉じて 恥辱に耐えていた。 どんな顔してイクのか見たくなって 俺は1度自分を引き抜いて、新田をあお向けに ひっくり返すと、また躊躇なく突き立てた。 「…アアッ い、った」 背中側で腕を縛られたままだ、体の自由が利かず どこか痛いのかもしれない。 でもそんな事も気にせず、今度は焦らすように 新田の悦いポイントをジワジワ擦ってやる。 「い、っっやっ……っや…」 何度か繰り返すと、新田の目から 涙がハラハラ流れた。 キレイな顔だった。中性的で。 長めの前髪が目にかかっている姿もエロくて ど真ん中で俺の好みだ。 学校ではどちらかといえば地味な存在で 授業中も発言する事はほとんどない 真面目というより暗くて、こんな事する 生徒だとは思ってなかった…。 新田の体がビクビク痙攣でもするように ひきつって、声を殺したまま吐精した。 俺はそれを見て満足すると、新田から引き抜き まだ目を閉じて、荒い呼吸を繰り返している 彼の顔に自分の欲を撒き散らした。
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