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金のかかる同人活動
同人活動に必要なもの。創作意欲。作品にかける愛情、熱情。
それ以上に、「金」。
文学フリマ東京が2021年05月16日(日) 12:00〜17:00に開催予定です。
サークル参加するのに、6000円かかります・・・。
プラス、印刷代。交通費。
いつもの事ではありますが、小説を出品して費用を回収するのは相当厳しいです。
そのつもりで行けばいいだけの話ですが¥事情がなかなか厳しくてですねー。
さらに、例の流行りのビョーキが5月におさまっている
保証もないので、下手すると赤字覚悟で挑んで病気だけもらってくるという・・・おそろしい。
「ネットで公開すれば無料じゃん」
インターネット自体無料では使えないので厳密にはそう言えませんが、作品の出品自体には確かに金がかかりません。
ただ、インターネット、特に最近のインターネットは特に、椅子の数は無限にあるが、道がない。
人が来ない。
そこで繰り広げられる宣伝合戦。
正直、飽き飽きしている。
たまに人は来る。しかし、無料公開という形なので当然といえば当然だが「タダ」で読んでいかれる。
即売会のブースに来て、立ち読みだけして買わない人というのもちろんいるが、言ってみれば実質的にそれと同じです。
即売会とて出せば売れるものではないです。ジャンルによってはむしろ、結構厳しい。「売れるジャンル」に目をつける事は可能。しかしそれでは何のために同人活動をしているのか分かりません。じゃぶじゃぶに利益が出るのでもない限り、自分が作りたいものを作らなければ創作活動の楽しみがない。
しかし、無料で見せて無料で見られてただそれで終わるという実りのない空間に、私はいい加減飽き飽きしています。
同人活動は原則的には金のためにやるわけではありません。
ただ、金を払う事は、一応の価値を認めた事を表明する手段にもなっています。価値は「0円」とみなした人は、買っていきません。何百円かを払う人は、とりあえずの価値を認めてくれる事を意味します。(あとになって「金返せ」と思う事もあるかもしれないが…。)
画像はイメージです。
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