悲しいのは私だけ

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悲しいのは私だけ

「疲れるー」 自分の部屋でそう叫んだ。 いっつも悠くんは私に話しかけてくる。 悠くんは自分ではわかっていないのがおかしなくらいモテてるのに気づかず話してくる。私もうれしいけどちょっぴり迷惑だと思っている。 私は、このおかしな気持ちが嫌で悠くんに 「もうあんまり話しかけないで。」 と言ってしまった。 嫌いな訳じゃないけど・・・。心のなかではそう思っていた。 次の日から悠くんは学校で話しかけて来なくなった。
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