雲を着た少女(1)
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雲を着た少女(1)
今日の空の色はとても淡くてきれいだと、ジョンは思った。夏によく見るあの濃い青色ではなくて、白をたっぷり混ぜた水色をしている。そこに、薄いガーゼをさらに薄く伸ばしたような雲が、細い幾筋かの線になって横たわっている。 庭に目を移すと、さーっと一陣の風がやってくるのが見えた。芝生の緑が一斉にお辞儀をするので、それと分かる。
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