木村豆腐店

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 「親父が死んだて事、まだ客らは知らないんだよな・・」 毎日休みなく決まった時間に朝早くから開いている親父の店がシャッターで閉まっている事に不安そうな感じのお婆さんの客に俺はどうやって対応していいか分からず、そのままシカトをする事にした。  再び親父の部屋へと戻った俺は布団を頭まで被り寝だした。もう、高校にも行く気もしなかった俺はそのまま昼迄寝る事にした。途中家の電話が鳴ったり、家に誰か訪れに来た気配を感じたものの、俺は構わず寝ていた。
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