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「なんだよ!!」
「お前、さっきの態度はなんだ?父さんに対して文句あるなら言ってみろ!!いくらでも聞いてやる!!だけどなお客様の前であんな悪態つくな!!お客様が嫌な思いするだろ?」
また親父の説教が始まった。いつものことだけどあの日だけはいつもより厳しかった、それもそのはず俺は客の前でも平気で汚い言葉で親を罵ったりしだしたのもあの頃からだったし、とうとう親父を本気でぶち切らせてしまったらしい、俺はそう感じた。
「知るかよ!!そんなのよ!!客なんか知るかよ!!!」
俺は本当は言っては駄目な言葉だったと分かってたんだ。知ってたんだ。親父は仕事をしてるだけ、俺を食わせくれてる。お客様がいるからこそ俺は生きてられるてね。でも、俺は寂しかったんだ・・
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