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・・18歳の夏・・
俺はぐだぐだしながら気が付けばもう18歳、高3になっていた。ろくに勉強もせず、毎日毎日遊びほろけていたため、当然進学なんてのも考えてなかったし、就職もなんも考えてなかった。
親父は俺の事にはことさら何も言わなくなっていた。もう完全に放置状態だったが、相変わらずテーブルの上にはいつものように金だけが置かれていた。
「今日何して遊ぶ?かけるの家でAV観賞会でもするか?」
「ばーか!!何が観賞会だよ。女見つけてやったほうが早いだろ」
俺は不良仲間の友達と遊ぶようになっていた。駅周辺で遅くまでたむろしては、警察に補導されないように雲隠れしたり、女とやるのを楽しみにしながらタバコを吸いギャルに声をかけたり、そんな感じで高校時代を過ごしていた。
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