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『信長と天皇』
我が家にあった一冊。
「今谷 明」先生 著の…
『信長と天皇』を読了。
「信長」とは、言わずと知れた・時の権力者「織田信長」公。
「天皇」とは、当事の権威者「正親町[おおぎまち]」天皇。
この二人の関係を軸に、中世・日本を考察した著書。
個人的には、「本能寺の変」の黒幕は「正親町天皇」だと思ってます。
そして、実行犯である「明智光秀」公は、天皇の遣わしたスパイ。
(前半生は謎が多いようですが、公家とのつながりがあったと云います)
かつては「吉良上野介」翁と並ぶ、敵役・悪役の代表格でしたが…
(最近の研究により、両氏とも、実像が見直されているようですが)
大物スパイとは、誰もが知るような存在。
(かつて、中東・某国の「次期大統領候補」とまで言われた人物が、実は敵対国家のスパイだったという事件がありましたが…そのくらいでなければ、本当に重要な情報は手に入らないもの。007のように、荒事に手を染めているのは、下っぱのようです)
「信長」公の任官拒否や、天皇を見下したような「安土城」の築城構成など、権威を否定する態度に…
『正親町天皇が危機感を覚えての犯行だったのでは?』と思っています。
また、「天海上人=光秀」説は、イマイチ「?」ですが…
後の太閤「秀吉」共謀説は、手際の良い「中国の大返し」など、あり得ない話ではない?
タイム・マシンがあったら、過去に行って、見てきたいものです😜
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