僕の後悔の話

2021.8.10

　俺は今日も今日とてバイトだ。6連勤のうちの1日目だ。毎日毎日バイトで疲れる日々。癒しの1つも無い生活。世間は緊急事態宣言やらまん延防止措置やらで、20時以降はどこも営業していない。もちろん自分のバイトのカラオケも含めてだ。ストレスを発散する飲み屋も店閉めしている。まったく、ツマラナイ世界だ。コロナ患者が増えている？だから何だ？国のお偉いさんは国民の生活など知ったことではないらしい。コロナの収束にしか興味ないようだ。おかけで国民はストレスを抱え生活費に困る一方だ。
　そんな事はさて置き、今日はバイト終わりに駐車場で他の従業員と世間話をしていた。その際に、母親からラインか入っていた。
母「Fが聞きたい事あるんだって。連絡してやって」
は？今度は何だ？
俺が誕生日に気まぐれでお祝いの言葉をラインで送った時は"ブロックしてください"の一言返事だった癖に。俺はラインを送った。
私「聞きたい事があるって聞いたけど、どしたの？」
返信は少し時間が空いてから返ってきた。
F「カラオケって今どこも閉まるの早いの？」
なんだそんな事かよ。そんな事は聞かなくても解るだろ。変に期待した俺が馬鹿だった。
私「まん延防止措置が出てる地域は皆飲食店も含めて20時までだよ。」
F「そーなんだ。カラオケ行きてぇ」
私「そーだね」
F「今度行くべ」
は？何でそーなる？お前は彼氏居るよな？
俺はどうやら、女にはとことん振り回される人生にあるらしい。正直、都合よく使われる人生に嫌気もさしたし、何より生きる事が疲れた気がした。
私「予定が合えばね」
F「次いつ休みなの？」
私「16日。てか何で急にカラオケに誘ってきたの？」
と、ここで未読で終わっている。
嬉しいようで、何か複雑だ。
気づけば自殺をしようとしてから2年が経っているのか。何だかんだで、ツマラナイ日々を吐き捨てるかのように生きて来てしまった。働くのも疲れたし、生きることも正直疲れた。楽に死ねたらな…。
最近、そんな事ばかり考える。
俺はなんの為に生きているのだろう？
俺が存在する意味って何があるのだろう？
俺は生きている事で今後、幸せを味わえるのだろうか？
誰かに愛してもらえるのだろうか？
時間さえあれば独り病んで疲れているえいちゃんでした。