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episod 4 ※
深く舌を絡ませていると、次第に龍也の服が脱がされていく。
捲り上げたシャツを腕に絡められ両手の自由を奪われる。
ベルトを外し下着ごと一気に脱がせ膝を抱えると、腰の下にクッションを差し入れられた。
勃ち上りかけているそこを口に含まれる。
「んンっ・・・」
先端を舌で丁寧に舐めていく。
理人は飲みかけのワインに指を入れて湿らすと、そのまま龍也の後ろの窄まりに塗り付けてくる。
「あ、っああ」
前後の刺激に自然と腰が揺れる。
何度も濡らした指が入り込み、次第にくちゅくちゅと卑猥な音が大きくなっていく。
アルコールのせいかすぐに射精感が込み上げてきた。
「や・・・あっ!理人さんっもう・・・!」
後ろに埋めた指で前立腺を刺激され、我慢できずに熱を放つ。
「かわいいよ、龍也」
そう言って前をくつろげると、龍也の放ったものを指ですくい後ろに塗り込む。
後ろにあてがわれたそれはすでに硬く太くて、これから与えられる快感を想像して無意識に腰が浮く。
ゆっくりと奥まで入り込み、しばらく動かさずに慣らす。
なじんだところでゆっくり、深くピストンを始める。
スムーズに動かせるようになると抽挿が早く強くなっていく。
「ンんっ・・・あっ・・・ふっ・・・うぁ」
理人の動きに合わせて声が漏れる。
時折熱っぽいキスを繰り返しながら、だんだんと打ち付ける速さと強さが増していく。
腰を強く掴まれ深く奥まで貫かれる。
「んんっ・・・やっ・・・あぁぁーーー!」
「くっ・・・龍也。愛してる」
身を捩り背を逸らしながら快感に耐えていると、どくどくと理人の性が流し込まれてくるのを感じる。
(理人さん・・・)
自分の身体で気持ちよくなってくれていることが嬉しい。
「龍也。大好きだよ。愛してる」
理人の言葉と優しいキスを受け、意識を手放した。
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