私が生きる

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もっとオシャレにならなきゃな 今の私じゃ子供っぽいな 好きなものも選ぶものも 少しずつ変えてかないと。 これいいかもって思ったけど 古い私が好きだったもの どうやったって目移りする やっぱ私にはこれじゃない 髪色とかブランドのなんかとか 流行品に埋もれてく 量産型とかいう型に 入ろうとして抵抗して ひとり浮くのは劣等感で 流行りに乗るのも乗らないのも嫌で あぁなんかもう嫌んなるな 私が変われたとしたなら 新しい私はどう映る? どうなっちゃう?あれ? 変わっちゃって嬉しいのは誰? 自分で選んで不満足? あぁそっか、 私は他人になれっこないんだ その辺のオシャレな大学生にも 街ゆくギャルにもモデルにも それはきっといい意味で 私は私だけになれるんだ そうだ、それでいいんじゃない 子供っぽくて流行りの良さが分からない 好きなものに突っ走っても 君が好いてくれた私だから それが何よりの自信になる 愛してくれる君がいるから 今の私でいいんだって オリジナルのが面白いって そっと背中を押されたような 明日からまた私が生きる
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