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「それは、今後ラブになる可能性があるってことね?」 彼女は一体何がしたいんだ。ライクだのラブだの、どうしてそこまで突っかかる。 第一、彼女から見たら僕は邪魔な存在。こんなことを聞かずに、さっさと追い出してしまえばいいものを…。 「どうなんですの?海斗くん!」 彼女が、勢いよく立ち上がった。僕を含めた周りの人は驚いたように彼女を見る。彼女は、なんだか、呼吸も荒い。 「それは、僕にもわかりませんけど…今後の展開次第…というかなんと言いますか…えっと…」 その瞬間、彼女がパチンと両手を合わせた。 そして、そのまま手を叩き始めた。 パチパチパチパチ、と部屋に拍手が響く。 この部屋にいる人は、誰もこの状況が飲み込めていない。
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