第四話 わたしは飽きっぽい

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第四話 わたしは飽きっぽい

わたしは飽きっぽい性格だ。 なぜか、すぐ熱くなりすぐ冷めるのがわたしのようだ。 長い時間ねむって起きて、巨人が「遊ぼう」といまだによくわからない言葉を言ってぶらりぶらりと丸いものがついている棒と糸で振るとわたしのきもちは一気に高ぶり、むちゅうに丸いものを追いかけてはしゃぐのがわたし。 でも、少しすると一気にやる気がなくなってわたしはまた寝る。 巨人は「フェレットは熱しやすく冷めやすいって本当だったんだなあ」 と言っていた。意味は分からないけど、わたしのことな気がした。 でも、わたしはその短い時間がとっても楽しかったよ。 また遊んで。
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