第01章② : 疑惑 - エマ

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 そうじゃないかもしれない……。なにが恐かったて、それを知ったアタシ自身かもしれない。    もし、本当に他に女が居たらアタシ……。  カレシと相手の女を殺しちゃうかもしれない。  嘘! そんな訳ないでしょ! さすがに殺しは……さっ。でもでも、浮気を許せないのはアタシ自身が1番知っているから。カレシはともかく、相手の女は絶対に許さない。2度と外を歩けない顔にしてあげるわよ……。  殺さないだけ感謝して欲しいけどね。  本心は本当は違うんだけどね。  もし殺しちゃったらさ。  ……苦しみは一瞬でしょ?  一生苦しめてあげなきゃ……ねっ?  確信ではないけど、カレシは絶対に他に女がいるって。どうしよっかな……? カレシの話してたら会いたくなっちゃったなぁ。今って、もう02:00かぁ? カレシさすがに家に帰ってきてるよね? ってかさ、もう6日だから記念日終わってるじゃんかぁ!! やっぱカレシの部屋に行ってみるわ。在籍確認しなきゃ落ち着かないレベル。  これで他の女と寝てたら、やっぱぶっ殺す! カレシ殺してから女を一生痛めてあげちゃうわ……。  話聞いてくれてありがとね! ちょいカレシん家に行ってみるわ!  結果はまた連絡するねっ!  じゃーね!  
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