第一話 転生と柱合裁判

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第一話 転生と柱合裁判

俺と奏多は目を覚ました。 「あ、あれ?俺達死んだ筈じゃあ…。」 「にしても、なんか見覚えあるよなこの景色。それにこの服装。」 そう、服装も変わっていた。 俺は鬼殺隊の隊服に龍の描かれた羽織を着用していた。 奏多は同じく鬼殺隊の隊服に桜の描かれた羽織を着用していた。 2人に共通していたのは、腰に刀をつけていた事だ。 「なんかめっちゃ特別感ある刀なんだけど…。」 「ってか誠の刀の鍔、もろレックウザ模様じゃん。」 んで 悪鬼滅殺とか書いてあるし…。 そして俺達に1匹のカラスが飛んできた。 「龍柱 星龍誠、桜柱 栗花落奏多ニ伝令アリィ!臨時ノ柱合会議ヲ行ウゥー!屋敷ヘ行ケェー!」 「刀見て薄々勘づいてたけど、鬼滅の刃の世界に転生、しかも柱として、かぁ。なんだよ龍柱って…。」 「桜柱ってなんぞや…。とりあえず行くか。…あ、カナエさんに猛アタックしよ。」ボソッ とりあえず俺達は産屋敷邸へと向かった。 あと奏多お前、さらっとカナエさんとくっつこうとしてるだろ。 ボソッと言ってたみたいだけど、俺はちゃんと聞こえたからな。 それといきなり柱とか急すぎるよ。
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