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ネタバレしかない登場人物紹介(7/4更新)
ざっくりした(ひどい)登場人物
・バレンティナ アルカンタル
18歳、ややつり目でピンクダイヤモンドの瞳とミントグリーンの綺麗な長い髪のかわいい人。
卒業パーティーの際に婚約破棄されるもなまぐさ司祭に「私の花嫁」と言われ執着されて最後美味しくガッツリ頂かれてしまう...まぁ諦めるしか無い。はっきり言う、本作品のお色気担当、やっぱりかわいそう...。
ツンデレ系チョロイン。おねだりに弱いし流されやすいと絶対思われてるのでヤンデレに付け込まれる、かわいそう、本当にかわいそう...。
若干身体が弱いところがあるからちょっとの事で風邪をひいたり熱が出やすく、家の者に心配されがち。
実はアークメイジ級の術士でもあるが臣民を守るためにしか使わないポリシーがあるのは偉いと思う。
公爵夫人になる筈だった為6ヶ国語を流暢に話せる。ウルム語が苦手なジョナサンの家庭教師をやっている。
シルヴィオが裏社会のドンである事は全く気がついていない所を見るともしかしたら、鈍感な所があるかもしれない...かわいい。
その昔パパの事業が失敗し食べるのも困る極貧生活を送っていた、その時に料理の腕を磨いているのでご飯を作れる。超健気...なのにあの鬼畜ときたら...
お金と地位が大好きホクホク成金生活を目指す銭ゲバ令嬢。(自身が周囲に言ってきた事以上に、その件はシルヴィオの悪名のせい)
変装として茶髪にメガネ姿になって『バレンティナ アネリ』と名乗る事がある。
・ディビッド ザイオン バーレ
22歳 背の高い切長な目でアメジストの瞳で茶色の癖のある髪のイケメン。
上級異端審問官『白の射手』(悪魔退治のスペシャリスト)であり神罰と2丁拳銃を使用し戦うスタイル、悪魔を滅ぼす事のできる唯一の存在。
仮の姿で人気パティシエやってるハイスペ。
姉の預言のせいで血反吐を吐く程の努力をしており、その目標が可愛い花嫁をゲットする事なのでなまぐさ司祭と言われてもしかたない。
実はその見た目の所為で実の親から捨てられた過去を持つが孤児院生活自体はそこそこ楽しんでいた模様、12歳の時にエステル様が見つけ出してバーレに連れ帰った際に振り回された感から、ちょいと心の中ではグレてた。
きっと碌でもない性格になったのは半分はその所為。
口調の割に性格がやや子供っぽいのは末っ子気質のため(孤児院では末っ子ポジだし、その後もエステル様とマキシムが面倒を見ていた)
預言で知っている情報からお菓子作りのプロになって胃袋掴むとかそれに託けて無理矢理婚姻の印を仕込むとかスケベでやる事がなかなか計画的でえげつないヤンデレ。
エロいことする時口調が若干変わるタイプ。
結構嫉妬深い男でティナさんに近寄る男はマキシムであっても許さない所がある。
最近妹属性という新たな性癖に目覚める(ただしティナさんオンリー)
どうやらニンジンが苦手らしい。
最近わがままが過ぎると怒られている。
チェストの一番上の引き出しに破ったりしたティナさんが着れなくなった服をコレクションしてオカズにしてるろくでなしの変態。
ちなみに凄いお金を持ってるが、その大半は地下墓地で延々とアンデッド倒した戦利品を売ったお金だったりするし、悪魔退治毎に振り込まれるだけでなくフィオーレ・ビアンコの稼ぎも侮れない程入ってくるから結構商売の才能もあったりする。
街でティナさん見つけると自分の部屋に連れ込む、病み上がりでも大怪我をしたとしても回復させた上でエロい事をするような酷い男である。しかも最近過激になりつつある。鬼畜め...
・マキシム
正式名は マキシマム ローエン アルトマンであり、上級異端審問官『赤の剣』である、ディビッドの相棒。
表に出る時はエアヴァルド国の王弟であるマキシマム アイザック エアヴァルドと名乗る。
最近はディビッドの所に遊びに来た友人と名乗ってふらふらしているふりをしている事も多い。その際は騎士の称号持ちとして帯刀している。
25歳 黒髪と青い瞳の偉丈夫。基本は鎧兜姿。大剣で壁を吹っ飛ばす程の大技を使えるが基本ディビッドの盾役。
簡易版として鉄仮面と赤のサーコート姿になる時もある。
顔を隠す時は『マキシマム殿下』として扱われるべきではないと判断した時である。
悪魔討伐の際には特注の大盾を装備し守り重視に特化させる場合もある。
良識のある大人に見せかけて比較的ディビッドの肩を持つ人物でもある。(ティナさんがいろいろな目にあってるのに精々無理させるなと言う程度だからね...)
エアヴァルド国王の弟ではあるがいろいろあって神殿騎士をやっている。
大飯食いのため成人男性3人分以上食べるため、ディビッドがたまに食べにやって来ると食材がすっからかんになってしまうとボヤく時もしばしば。
エステル様一筋だがとうのエステル様は眼中に無い、不憫。純情でヘタレとディビッド談。
※アーヴァインの詳細記載の関係でマキシムの王族のミドルネームを修正しました。
エステル様より『黒髪で紫色の瞳の若い女の子が将来のお相手になるけど、ライバルも多いから頑張れ』とアドバイスされたが、その相手は...
・ジョナサン アンダーソン ワイズ
19歳、やや浅黒の肌と藍色の髪で左目を隠す赤に近いオレンジの瞳の持ち主の青年。
上級異端審問官『黒の天秤』であり『アークメイジ』『エンチャンター』『アルケミスト』『スペルソード』の四つを獲得した稀代の術士、賢者の称号持ち。
しかしウルム語が苦手なせいで片言でオドオドしているように見える。
道に迷っている所をスザンナに助けられて以降片想い中。
ひ弱そうに見せかけて実際はエアヴァルド語で散々酷い事を口走っているし強いが、ディビッドに弱みを握られており度々認識阻害術の札等を作らされる。
マキシムの子供時代のお下がりが似合うのはご愛嬌w
周囲にちびっ子呼ばわりされショックを隠せない。
ただなんだかんだで友人思いの良い奴なのである。
最近ティナさんを先生と呼んで慕っている所があり、なんだか見た目年齢に近い感じになっている気がする。
実は2メートルくらいの身長の筋骨隆々の漢らしい姿の僧兵(モンク)で、わざと弱体化させひ弱な少年の姿をとっている。聖サンソンの末裔でもある。(裁きの鉄槌で現れる人ね)
実際は術式付与で拳に付与させ、身体強化で直接殴りながら術式を展開させ100%当てさせるスタイルをメインで闘う。
現在ディビッドの店で居候生活中、小道具作成と銃のメンテ係。ついでにウェイターもやる羽目になる。
(例の札は彼が作成しディビッドに贈ったもの)
最近は学生のふりをする羽目になる(かわいそう)
・サミュエル カトラル ヒューム
32歳、肩まで伸ばした赤みがかった金髪と紺色の瞳でタレ目が特徴の優男。
上級異端審問官『青の大鎌』でエステルの影武者やスパイ活動メインとする隠密。
一応上級異端審問官の中で一番歳上だが、マキシムの方がしっかりしている。
元々がストリートチルドレン出身だった為素行が悪く『~っす』と口調も軽い。しかし変装は完璧...(ただしよく知っている人物には看破られる事がある)
エステル様に対して畏怖の念と忠誠心だけで行動している。
ディビッドとは犬猿の仲。もしかしたら同族嫌悪かもしれない。
ちなみにディビッドを坊ちゃん、マキシムを王子様、ジョナサンをガキンチョと呼んでいたが、最近はご飯を貰える様になってか『じょにーさん』と昇格したw
・エステル様
バーレのアルトマイヤー寺院にいる数百年に一度生まれてくる預言者でありディビッドの姉、30歳の行かず後家と弟に言われてる。
顔立ちはディビッドの女性版っていうくらい似てる美女、肩までの切りそろえた髪にピンクダイヤモンドの瞳、白と青のローブをいつも身につけている。
ピッピちゃんの飼い主。
預言は100%当たる。世俗的で口が悪い、流石なまぐさの姉だけある。かわいいくて優しい女の子を愛でるのが好き(あくまでも愛でるだけ!)で女の子にきっと幻想をもってる。
愚弟のティナちゃんへの無体に怒り心頭で制裁を加えるくらいは普通にする。
この世界で一番強くディビッド含む上級異端審問官4人が一度にまとめて相手しても絶対勝てない。(但し明けの明星は別、あれは別な存在と言えるレベルのため)
たった1人で通常の悪魔なら神罰一撃で秒でぶち倒せる(滅ぼすのでは無い)、ある意味チートキャラ。(だからエアヴァルドから上級異端審問官派遣しても全く心配ない)
最近弟がろくでもない事しかしないからどうやって引導渡すべきか考え中らしい(ピッピちゃんを通して突っつくしかできないため)
ちなみにとんでもないお金持ちであるが大半はディビッドと同じく地下墓地にて(以下略)。
ちなみにディビッド→ディブ、ジョナサン→ジョニー、サミュエル→サムと愛称で呼んでおりマキシムも愛称だが、ディビッドとジョナサンは当初マキシムが本当の名前だと思ってたためマキシム呼びをしている。(一応マキシムはマキシマムという名前)
・ミルトス
12歳と言い張るもどう見ても10歳未満にしか見えない黒いおかっぱ髪と紫色の瞳で幼い時のエステル様やディビッドにそっくりな顔の女の子。
ディビッドの姪でありパーヴェルの異母姉という立場にあるがその正体は...
・ピッピちゃん
通常の2倍の大きさのオカメインコ?
何故かギャ!ギャ!と可愛くない鳴き声で鳴く。伝書鳩ならぬ伝書オカメインコ。片言とは言え結構喋るが言葉が辛辣。
ピッピちゃん自体は女の子大好き、ティナちゃん好き。ディビッドは嫌い。よくディビッドの頭を突く。
・エスタバン グラノジェルス
ティナの元婚約者
金髪碧眼なイケメンだが性格が悪くて阿保。
公爵家の嫡男だったがフールフールのせいで種無しになって廃嫡された。
それにつけ込まれ悪魔ゼパルを解放するため悪魔崇拝を行い、ゼパルの力を得、真の力を得る為にティナさんの純潔を狙う奴でクズ。
・ビビアナ アランナ
男爵令嬢だが実際は悪魔フールフールに受肉されたアランナ男爵(50歳のおっさん)本人。キモっ!
・ピエトロ
ティナの家の執事 まんまるなおじさん
・ジャンマリオ アルカンタル
ティナパパ。侯爵。ベルガモ領主でもある。ポンコツすぎて事業を失敗してティナさん達をカツカツ生活させた元凶。そのせいでティナさん銭ゲバになる。
赤毛で緑の瞳、45歳なのに何故か若く見える、30代でも怪しいくらいの見た目で何着ても子供っぽく見える。
今はしっかりモノな長男(ティナ兄)のおかげで立て直している。
実はフェネクスの呪いのせいでニコニコ顔でポンコツのまま歳をとる事のない呪いにかけられていた。
ちなみにポンコツになる呪いが解けた今、本来持っていた執念深く狡猾で残忍な性質がたびたび現れる事がある。
・シルヴィオ アルカンタル
ティナ兄。次期侯爵というか実質侯爵。24歳なのに苦労してるせいか30代に見られがち。ポンコツで失敗する父親に代わって領地経営を成人になってから行っており、それ以降は潤っている。
なかなかのやり手で金に汚い所もある、ベルガモの腹黒領主、銭ゲバ侯と悪名も高いが全ては領民とティナさんとパパの為。(まだ領主じゃないのにね...)
父親と同じ赤毛で緑の瞳の青年...ティナさん兄なので美形ではあるが笑い顔が悪人っぽく子供に怖がられがち。
カンノーリが好物(深い意味はない...と思う)
白のストライプのスーツとか帽子を斜めに被ったりとか葉巻が似合ったりとどことなくマフィアっぽい香りが...(深い意味は無い...はず)
実は齢18の時に南ウルムの地下組織をバールのようなもの一本で壊滅させて、南ウルムの裏社会のドンとなった男でもある(堅気じゃなかった...)
赤い髪を返り血で染め上げた逸話から『ブラッディヘッド』の異名を持つ。
ただたまに父親より年上と思われる時があるのが解せない...しっかり者なお嫁さん募集中でもある。
ちょっと前にサヴェリオに公爵位を押し付けられて忙しい。
実はアルカンタルの家系自体は術式が効かない体質であり、ウルム王族とタイマンで戦えば勝つ事ができるキングスレイヤー(王殺し)の役割が昔からある。
・ラーラ
ティナさん達のママ。元は商家の娘。
赤い髪と緑の瞳以外はティナさんによく似てる、とジャンマリオ談。
外国の貴族の後妻にされたと言う事になっているが、悪魔フェネクスの生贄にされていた。
ちなみに性格もティナさんに似てて、しつこいジャンマリオの求婚に折れて「仕方ないわね」と言って結婚した経緯がある。
・スザンナ
伯爵令嬢 カフェ巡り好きでティナとずっ友な関係
茶髪で三つ編みにしていてちょいぽっちゃりな体型を気にしてるがそこがかわいい。この話の良心そのもの。
ぶさかわな白いペルシャ猫を飼っている。
ジョナサンの想い人(でも可愛そうな目に会わせません!)
・黒子っぽい使用人
すっと現れては消える謎の使用人、マキシムやエステル様が気にしてない所から見るに実家から連れては来ている存在。実は3人くらいいる。フィオーレ・ビアンコのスタッフとは別の存在。
暗殺だの記憶操作など出来る人物もいる。
基本トラウゴット教の信者でもあり、ハイラント(救い主)誕生を悲願としている為、ディビッドがティナさんに対して行う無体を容認どころか、神聖なものと思ってるフシもあり、狂信的。(でも目に余る行為をしてる様ならエステル様にちゃんとチクってる)
・フランチェスカ
伯爵令嬢 ディビッドのストーカー、ティナさん達の同級生だった。
エンチャント能力があり肉体強化で見た目以上の力を使ってくる。ゴリラ的で怖い。
ティナさんを投げ飛ばして大怪我させた酷い女である、イケメンパティシエに回し蹴りされても仕方ない。
怒っている顔がガーゴイルみたいで怖いとティナさん談。
・地味な工員の女性
アスタルトに受肉されてしまった可哀想な女性。
イケメンパティシエに片想いしいていた。
・ダリオ モルティード
子爵(自身が王より承った爵位)
シルヴィオの同級生で友人の青年で浅黒い肌と黒髪、臙脂色の瞳の美丈夫。
軍人で術兵士でもある、アークメイジマスターの称号持ち。階級は少尉。
シルヴィオがいたせいで『万年2位のダリオ』『シルヴィオの腰巾着』と呼ばれていた所が暗い影を落とす。
リュシフェルに二番手に目をつけられてグシオンの受肉媒介とされてしまう。
どうにもティナさんを見る目が怪しい。
・エマヌエーレ・サヴェリオ=ウルム
3000年以上の歴史をもつ大国ウルムの国王。絶対的な君主。
アクアマリンの瞳と銀髪をオールバックにした40歳
流石大国を治めるだけあって、なかなか迫力がある人物。
白い軍服と金の杖は国王の証なので表に出る時は常にその姿でいる。公式の場ではまたちょっと違う。
その昔、王位継承の際に悪魔のせいで、多大な血が流れた事があり、悪魔に対して深い憎しみを持っている。
正妃と二人の側妃にそれぞれの子供がいるが、13年くらいもエステル様に対してかなり拗らせた思いを持っており、奥さん達をかえりみない所は旦那さんとしてマジでダメだと思う。
・エリデ ザナージ
ウルム国陸軍所属、ベルガモ特別部隊長で階級は大佐。
アークメイジとエンチャンターをマスターした賢者でもある。歳は40歳、悪魔ダンダリオンをサヴェリオ国王と共に封じた一人。現在は消失都市エルコラーロの結界の要としてベルガモに在住。
元は金髪だったがほぼ白い髪は短く目は燕脂色、日に焼けた浅黒い肌の化粧っ気のない女性。
ちなみに王都には寄宿舎で生活している15歳の息子がいる。
・アンナ
御歳68歳のアルカンタル邸のメイド長、ハイパーパワフルおばあちゃん。
ティナさんを『姫様』と呼び可愛がっており、ディビッドの事を『ジゴロめ!』と怒りティナさんから近づけないようにしている。(本当は王都で一緒に生活したかったが年齢を理由にパパに止められベルガモでメイドを今もやってる)
・セルジオ ジーナ
ウルム国陸軍所属、ベルガモ特別部隊長で階級は曹長。
赤みの帯びた茶髪とオレンジ色の瞳の地味な25歳の青年。
スペルソードの称号持ち。
封印式の解除方法を趣味で調べている。
ディビッドに憧れを抱くが、それにつけこまれアンドラスの受肉の媒介となる。
・司祭長テオドロ
40代半ばの黒髪灰目の生粋のエアヴァルド人でウルムのユステ教会で活動する司祭長、元上級異端審問官『黒の天秤』であり次期法皇とも噂されている人物。
トラウゴット教の教えを布教し人々を救うという目的は表向き、実際はウルム国内の悪魔の情報を集め、上級異端審問官達と共に滅ぼす為の活動こそ真の目的である。
・ヴェネディッド
前ウルム国王の弟で元大公。
野心家だったが愚かにも自分の策の不手際で、犯罪者として投獄されていたが、リュシフェルにより脱獄し自身が王になると豪語するが全く器ではないし、サロスの受肉の媒介となる。とにかく愚か。
・アーヴァイン イシュマエル エアヴァルド
エアヴァルド国王でマキシムの兄、エステルと同い年で馴れ合う間柄。
見た目はマキシムの髪の色違いと細身でやや背が低いくらいで(と言っても178センチはある)でほぼそっくり。
実は前王と庶子との子で本来なら王になるべきではなかったといつも思ってるし、弟もマキシムを心配して王族に戻したいといつも思っている。
マキシムとおんなじ心配性な所があり、とてもよく似た兄弟である。
・パーヴェル ユリエフ
サヴェリオ国王の息子で第一王子リヴェラートと言う名前だったが、エステルの保護により名前を変えて生きる事になる、浅黒い肌と黒髪黒目以外はサヴェリオによく似ている8歳の少年。怒りを宿すと瞳が赤くなる隠れ赤宿しでもある。年齢の割にかなり聡明だし真面目。
『支配者』となると預言されている。
・ヘルムート マハナイム バーレ
バーレの枢機卿でディビッド姉弟の母方の叔父、エステルの育ての親で母親みたいに姉弟を叱る事ができる唯一の人物。
40代後半で白髪まじりの黒髪に灰目、聖マーシャから続く由緒正しい血統なのだがそれに胡座を描く様なタイプじゃない。あとワーカーホリックなところがあるのがエステル様的に心配してる。
・ノルベルト アシュドッド
ディビッド姉弟の父方(ザイオン)の親族。50代前半。司祭長。
白髪混じりの茶髪と紫色の瞳を持っており若い頃はディビッドに似ていたであろう風貌の男。
過去にザイオンの家を乗っ取ろうと画策したが、エステルがヘルムートに助けを求めた事により頓挫しておりそれ以降マハナイムの家に対して良くは思っていない所がある。
実はディビッドの母ドロレスと昔恋仲だったが、ディビッド父シャウルによって引き裂かれておりザイオンの家に対して深い恨みを持っている。
・シャウル(故人)
ディビッドとエステル様の父親。
それこそ緑髪薄桃色の瞳以外はディビッドに見た目は似ていた美しい人物。
ディビッド母ドロレスに一方的に恋慕して監禁まがいの事を行い無理矢理自分の妻とした男でもある。
呪いが解けて生まれたディビッドを不倫故の子と勘違いした上でその嫉妬故に捨てる愚行を犯した為、ドロレスを失いその絶望感から最後悪魔によって死に至る事になる。
・ドロレス(故人)
ディビッドとエステル様の母親。
黒髪灰目のごく普通の優しい女性でありヘルムートの姉でもある。
ディビッドを捨てられたショックと産後の肥立ちが悪かったのがそれが祟って亡くなってしまう幸薄い女性。
・司祭ナサニエル
ロストックのフラウエン教会の孤児院の院長。現在70歳。
捨てられた赤ん坊のディビッドを12歳まで育てた、ディビッドの親というよりおじいちゃん。
イタズラ好きなディビッドの心の奥にある寂しさや甘えを知っている為、怒っても許してしまう好々爺でもある。
きっとこの人に育てて貰えたなら一応まっすぐに育ったかもしれない。
・司祭長タビダ
修道士を目指す女子を監督する立場の女性で50代。
黒い修道士の服(ザラに言うシスター服みたいなの)を身につけている。
・修道士ベル
ティナさんとパーヴェル君を教育するよう命じられた女性、20歳
優しげな見た目や口調の割に棘のある感じのタイプ。
ロストック時代のディビッドやジョナサンとは幼馴染の関係にもあり、ディビッドとは気安く話す関係。
・ミンミ
バーレ周辺で見られる黒髪灰目(髪の毛はベールの為隠れて見えてない)のやや気弱そうな見た目の少女。13歳。
修道士見習いの立場であるが、ティナさんをリュシフェルから守る為に勇気を出した事が祝福され、司祭クラスの力を得る事になり、近々異端審問官あたりからスカウトがあるかもしれない。
・ノンナ、マーガレット、レニー。
ミンミの友達でもある修道士見習いの女の子達。12~15才くらいの孤児院出身でミンミとあわせて仲良し四人組。かわいい子達である。
ノンナは気が強い系、マーガレットは食べる事大好きぽっちゃり系、レニーは瓶底メガネの真面目系。
・レナート トリヤーニ
子爵でティナパパであるジャンマリオの友人。ウルム国立術学養成校の教師をやっている。
ティナさんに臨時の教師になることを持ちかけた人物。
・イシドロ マラニーニ
術式学の実技担当教師。
ティナさんをトリヤーニの親戚で位の低い貴族と思ってやたらと声をかけてくる。
ティナさんが赤宿しの瞳持ちの為狙っているうちの1人、そのうちディビッドにぶっ飛ばされる運命...
・グラート ザナージ
エリデの息子。ウルム国立術学養成校の中等部の生徒会長。
ややくすみがかった金髪と臙脂色の瞳の持ち主(赤宿し)、賢者になる要素がある少年。
人望に厚いところは母親似なのかもしれない、卒業後はそのまま士官学校へ進む予定らしい。
・白髪の男
300年ほど前にアンドラスの受肉の媒介となった犠牲者で何処となくディビッドに似ている老齢に差しかかった男。
ディビッドを大きくなった息子と信じ、浄化された。
・???
謎の美少女(笑)、エステル様と同じ生贄の娘の容貌を持つ、白と青のローブを身につけた12、3歳だったり16歳くらいと見た目が変わる少女。なんとなくエステル様の若い時に似てるかもしれない、性格も何だか軽めな少女。
その正体はハイラントの祖、悪魔を初めて滅ぼす力を得た12番目の預言者でハイラントやそれに続く者の最初の母でもある。
ディビッドの夢に現れアンドラスを倒すという神託と力を与える。
最近ではティナさんと夢で対話したり身体を借りて戦ったりする。
・聖マーシャ
導きの預言者、とも呼ばれる女性でディビッドやエステル、ヘルムートの祖先でもある人物。
旧バーレを雹の災厄を用いて滅ぼした事で有名、(後に『絶滅の雹』として神罰に用いられる)アルトマイヤー寺院のステンドグラスは彼女の人生がモチーフとされている。
ウルム王家の血筋でもあるが、髪の色が黒いと言うだけで追い立てられ、旧バーレ内で彷徨っていた時に神託を受け預言者となった。
・聖サミュエル
エアヴァルドという国の成り立ちに関わる預言者。
サミュエルの名前は彼が由来でエステル様が名付けたが...
・聖ジョシュア
マーシャの次に現れた預言者、司祭達が国を治めていた時代の司祭の1人。
その昔バーレ一帯を侵略しようとしたアンモン人と大悪魔モレクを倒す為に未婚と貞操の誓約をし神の力を借りて神の笏を持ってモレク砕き、バラバラにした所を封じてバーレを守護をした。
───
天使
神の使徒であり、神が直接創造した子供達でもある。
基本全員兄弟姉妹であり、堕天し悪魔となった者達もまた兄弟関係にもある。
・『座天使』 ガルガリン
神の兵車の車輪、沢山の目のある車輪の中に更に車輪が入っており、その中に六枚の翼を持つ天使が全身を覆っている姿をしている。
黙示録の四騎士(天使)
ハイラント(救世主)と共に現れ、地上の悪を除き去り、人類の敵たる最初の悪魔『サタン』の頭を砕く役割を持つハイラントを助ける役割を担う者達。
死や飢餓、戦争と不穏なワードが並び人によっては死神の様に感じるかもしれないが、それは敵である相手に対するものであり、神の民にとっては福音。最後は勝利をもたらすとある。
彼らは明確な目的を持って四人同時に誕生している為、その関係性は他の天使達よりも強く明確な兄弟関係を持つ。
基本背には六枚の羽を持っているが、常時出している訳ではないしそれぞれの馬も同じく常に乗ってる訳ではない。
・『青の大鎌』ジョセフ(ヨセフ)
青ざめた馬に乗り大きな鎌を持ち、邪悪な者を刈り取り『死』に至らしめる者。四兄弟の長兄。
どこかサミュエルに似た見た目の天使。
人として生きていた頃は兄弟に恨まれ幼い時に異国の奴隷として売られ、戦闘奴隷となるもさまざまな経験の元成り上がって成功を収める人生を送った。
・『黒の天秤』エイモス(アモス)
黒い馬に乗り秤を持ち不公正を測りとり、邪悪な者に『飢餓』が来ると叫ぶ者。四兄弟の二番目の兄。
どこか大柄なジョナサンに似ている天使。
人として生きていた頃は農地を山賊やら他国の敵兵やら様々なモンスターやらと戦い守り通しながら平凡?な農夫としての人生を送った。
・『赤の剣』アイザック(イサク)
赤い馬に乗り剣を持ちいて数多な邪悪な者同士で『戦争』を引き起こす者。四兄弟の三番目の兄。
その昔エアヴァルドを救った天使、赤い全身鎧を纏い英雄王の大剣を持つ、背には六枚の翼を持つ四騎士の1人。
人として生きていた時はエアヴァルド王であった人物、天使化して敵を1万と6000人倒したとされる。マキシムの祖先でもあり、マキシムによく似ている。
・『白の射手』ディビッド(ダビデ)
白い馬に乗り手に弓を用いて邪悪な者の心臓を射て征服し、勝利の上の『勝利』を宣言する者。四兄弟の末弟。
言わずと知れた奴の事ですw
───
悪魔
元々天使であったのに、神に反逆し人の世界を暴虐と淫行に満ちた世界にさせた為、神の怒りを買い地上を『火と硫黄の海』で全て焼き、醜悪な見た目と神の名を呼ぶ事が出来ない呪いを受けている存在。
通常は肉体を持たず、心臓とも言える翡翠で出来た書き板となり、長く眠り自分の都合の良い人の肉体(たまにモンスター等を使う時もある)を受肉し復活しては、自らの欲望を果たそうとする邪悪な存在、人類の敵である。
・フールフール
鹿の角と下半身で性別を変えられる悪魔だがベースは女性。
真実の愛の神とか言ってるけどキモい
吹雪系の術式と魅了系の禁呪を使用できる。
・ゼパル
玉虫色の甲虫に似た装甲のカマキリの化け物の姿の悪魔。
愛欲の神と名乗る...だがな、カマキリのオスはメスに喰われてしまうから...カマキリなのは丁度その話書いてた時N○Kで昆虫大好きやってた所為
・アスタルト
全身が真っ白の陶器のような身体に心臓と思わしき場所に赤黒いハート型の何かが薄らと見える悪魔。クラゲと書いてますがイメージはクリオネ...バッカルコーン怖い。
恋愛と繁殖の神とは名乗るが実際の所現在気になる異性に対して積極的になる(手段は問わない)ように誘導してるだけで、ウルムの若者に混乱を巻き起こそうとした。
ディビッドのストーカー
・グシオン
黒い猿というよりゴリラような姿の悪魔。
素早い動きと高位術式をバンバン使って相手翻弄する。
栄光と知恵の神と名乗るも、知性が間違いなく落ちている気しかしない。
ちなみに鉄血のオルフェンズ好きです、グシオンはリベイク前が好きです、あと普遍のガエリオ派です。ここは譲れない。
・アンドラス
今は無き学術都市の中心部に封じられている悪魔。
不破と破壊を増長する危険な存在であり、数百年前に英雄マテウスが封じた事でも有名。
ディビッドとエステル様と因果があり、神託にてディビッドが『白の射手』とし『撃ち倒す』事が決定されている。
フクロウの姿の悪魔であり、完全な復活を目論み生贄の娘であるティナさんの血肉を狙ってベルガモへ向かう。
・フェネクス
燃える鳥の姿の悪魔、傲慢で尊大であり不死の力を持つとされるが実際の所、燃やしながら死なせない事で人の苦しみや悲しみを嘲笑う邪悪な存在。
セルジオの同僚に化けてリュシフェルと行動を取っていた。スーパーファッキンバード。
元ネタはコズミック害鳥と呼ばれる有名な鳥w
・ダンダリオン
多くの男女の顔を持つ悪魔。幻影と思想の神と名乗るが人を思うまま操り殺し合わせる存在。
サヴェリオ陛下の弟である第五王子を受肉の媒介にされ、王族を血祭りに上げた。
ダンダリオン自身はサヴェリオ陛下自身が封じ、現在も離宮に封印されている。
・オロバス
馬の頭を持つ悪魔、過去や現在、未来すら見出すと言うが実際はすべて嘘、その昔ディビッドが倒した。
・サロス
王冠を被り鎧を身に纏ったワニのような緑色の身体の悪魔。
男女の愛を取り持つ神と名乗るが、そうは見えない。
・ヴィネ
人とライオンのかけ合わさった姿の騎士の姿をした悪魔。
黒い馬のような生き物に乗り毒蛇を持つ。
嵐を引き起こす力があるが、どちらかと言うと術より物理での攻撃を好む脳筋。
ちなみに馬っぽいのはめっちゃ足が速い。
・オセ
黒豹の姿をした悪魔。シャドウパンテルという魔獣との受肉によって悪魔として現れるもその実態は魔獣のままだった。
最終的にジョナサンに封じられてハイラント誕生するまで倒される事はなくなる。
まぁぶっちゃけかませ。
・ミュルミュール(仮)
禿鷲と人が混ざった様な姿の悪魔。
頭のてっぺんがツルッとしてる、ハゲと言うと激怒する。
・『数多なる悪霊 レギオン』
大悪魔 黒い影で大量の顔らしきモノを持ち、さまざまな形状の刃物に影を変えて攻撃する。
正確には悪霊の塊で、悪魔を含め全ての存在の負の感情を糧とし、人や動物に取り憑き(生きてても死んでいても)暴れる事を悦ぶ。
元々悪霊故に封印される事が無く、一度散らしても別の悪霊が集まり同じ塊となる。
神の権威に強制的に従うのは、元々は神の使い故でありディビッドは白の射手とし、レギオンに豚にでも取り憑く様に命じて散らした。
謎の少女曰く『群れてる連中ってのはさ、個々が弱いから群れる』のである。
・『大淫婦 カ・ディミラ』
巨大な娼婦のような見た目と7つの頭を持つ大きな赤い獣に乗り、金の杯を片手に血に酔う大悪魔。
殉教者の血をもって目覚める、悪魔の中でも最強格の存在。
アルトマイヤー寺院敷地内の地下墓地と呼ばれる場所に混乱(バベル)の塔と共に封じられている。
後に預言によって『大淫婦バビロン(混乱)』と命名され終末の日まで奈落で封じられる事が決定されている。
・『叫びと涙の王 モレク』
牛頭の銅像姿で炎が体から漏れ出てくる姿の悪魔、子供を生贄に求める大悪魔。
その昔聖ジョシュアを通して神によって封じられた。ウルム内でその昔あったベル・アンモン神として崇拝されていた記述がある。
本当は神の炎を恐れて生贄を用いて自らを炎の肉体を得たが、神の怒りから更に強い炎(と言うより核分裂による爆破と放射能による肉体汚染の責め苦)に焼かれながら封じられる罰を受けていた。
・『蝿の王 ベエルゼブブ』(仮)
各地でベール神として崇拝されている悪魔。
神によって呪われて巨大な蝿の姿にされているらしい。
・『明けの明星 リュシフェル』
最初の悪魔 神の敵対者、人類最大の敵である。
神に最も近く最も遠い存在。
通常の悪魔とは違う、人の前に現れる時時代背景も何も関係ない姿で登場する。
『創造者にして忠節なる神(トラウゴッド)』を歪に愛しており神に注目してもらう為だけに罪を重ねている存在。
よく考えたらコイツもある意味ヤンデレやん...
因みに今は長いプラチナブロンドと青い瞳の美しい青年の姿で燕尾服とシルクハットを被った姿をしているようだ。
※因みにこの悪魔は舞台装置として見て下さい。
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