まさかのケンカぁ!!!!

1/1
前へ
/22ページ
次へ

まさかのケンカぁ!!!!

そして、花火大会の日がやってきた みんな、花火大会と言えば「浴衣だぁ〜」という人が多いけど私たちは私服で行くことになっていた。 ちなみに、陽向は浴衣で来た 私は、吹き出しそうになってしまった 一人だけ浴衣って面白すぎでしょ と、咳をした 相変わらず、陽向は中村さんを見てる 悲しくないよ、なんか気持ちがおかしいような たぶん、学校外で初めて遊ぶからだよ それ以外に変わったことはないし と、気持ちを切り替えた 花火大会に来たのに、花火は2時間後だ 何でこんな早く来たかって 遊ぶためらしい って私は今さら瀬奈に言われた まあお祭りだし、屋台が出てるからそこで遊んだり、食べたりしてれば、2時間ぐらいすぐでしょ と、思っていたけど、すごく時間が余るんだよ ほんと、何をしようか、みんなで考えてるところであります・・・ 頭がこんがらがるくらい考えていたら、陽向が、 「公園行って鬼ごっこする?」 は?バカなのか君は、4年生にもなる私たちが、そんな幼ちな遊びするわけ無いでしょ! とは言えず、咳き込んだ私、それに続き、唯斗が、 「いーよ、行くか?」 は?こいつも頭いってる、何が、行くか?だよ!バカには付き合ってられん! そう思っていると、中村さんが、 「そんな遊びするわけ無いでしょ!」 と、口を開いた めっちゃ、呆れた顔をしている、こんな中村さんと見たことがない そう考えていると、唯斗が、 「じゃあ帰れば」 『は?』 私は思わず声が出ていた 「いいよ、帰っても」 えええええ、今なんて?中村さんが言ったの? ありえない、瀬奈は、ポッカーンと、呆然としている 私は思わず、 『鬼ごっこはしたくないって言っただけじゃん』 思わず返事が返って来るなんて・・・ 夢だと思いたいなっ・・・
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加