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肉を頬張りながら、「滅多に見れないから、お前たちよく見ておけ」と、肉の骨をポイッと投げ、次の肉にかぶりつく結月。
静かな太鼓の音が段々と激しくなり、流れるような剣と剣の舞の間にいつの間にか入っている結月。
結月も剣を持ち、二人を相手に踊る姿はとてもさっきまで肉を豪快に齧っていた人とは思えないくらい美しい。
見とれてい忘れていたが、舞が終わったあとにルーカスさんは?と見ると、那智と共に肉を焼かされている。
「ルーカスさん、まだお肉ある?」
「奏太、変わってくれ」
「やだ。雪翔に持って行ってやらないと。あと、おにぎりかなんかない?」
くそっ!と言いながらも那智がおにぎりを焼いてくれ、みんなの分をゲットしてきた奏太。
のんびりと食べていると、各界には剣舞というのがあって、ニコルもノアもかなりの剣の使い手ということを聞き納得。
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