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「浮遊上？」
「ええ。許可とるのに時間はかかりましたが、私の家ですし。準備も済んでるはず……です」
「誰が準備してるの？」
「重次と周太郎に任せましたが、昨年の通りにとしか言ってませんからねぇ」
「雪翔、ウダウダ言うな。男はドーンとだな……」
「結月さんがそれ言う？」
「生意気だぞ奏太！」
ユーリとノアが喧嘩を収め、みんなで冬弥の力で浮遊上に着くと、一面の雪。
どこから持ってきたのか、もみの木に飾りが着けられ、上には大きな星マーク。
「凄い」
「でしょう？毎年降ることは無いと聞いてますから、ラッキーでした。皆さん、広間へ。日が暮れ出したらパーティです」
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