出会い

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この嗅覚を活かし、趣味でアロマテラピーの資格も取得した。 香水も好きで以前はよくつけていたが、アロマを知ってからは香水の代わりにアロマで作る練香(ねりこう)をつけるようになった。 アロマは天然素材がほとんどで、使い方も様々。 よく雑貨店で見かけるアロマディフューザーやアロマランプ、最近はアロマ加湿器まである。 水を入れてアロマオイルを数滴入れるだけで、部屋にいい香りがしてリラックス出来、加湿までしてくれる。 他にも、ルームフレグランスとしてお香やキャンドル、スプレーやアロマの液に浸して置いておくスティックもある。 これらは香りを楽しみ、部屋の消臭もしてくれる。 グッズを見ると、アロマはリラックスやリフレッシュとして使われている事が多い。 対して香水は、アルコールを加えるからなのか香りも強くなり、ルームフレグランスとして使う事はあまり聞かない。 どちらかというと、自分自身に直接つけて香りを楽しむ事が主流で、TPOに合わせて香水を変えるなんていう人もいる。 香りで体臭を誤魔化したり、印象に残るようアピールに使ったりと対人用に使われる印象が強い。 でもアロマと香水この2つに共通していえる事は、つけすぎない事。 香りは人それぞれ感じ方が違い、自分がと思っていても他の人はに思っているかも知れない。 人も動物も嗅覚は本能的に使ってる。 口に入れる物、手に触れる物をにおいで危険かそうでないかを判断したり、動物のようににおいでお互いを確認したり、パートナーを見つける事だってあるかも知れない。 通りすがりの人からフワリといい香りがすれば心地いい。 意識せずに本能的に人のにおいを確認している。 季節の変わり目には空気のにおいが変わる。 雨のにおいやお日様のにおい、昼と夜のにおい…… 周りには沢山のにおいが溢れている。
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