内緒、そして。

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内緒、そして。

彼女の名前は、春菜檸檬だった。 私は、初めて彼女の名前を聞いて、彼女の名前が、エコーのように、聞こえた。 [蜜柑さん、聞いてる] はっと、私はした。 彼女、いや、檸檬さんが話しかけていたのだ。 [私達に、あった事は、内緒にしてもらえるかな。私達は、先生と、生徒だし、世間体と言う事もあるし] 蜜柑は、むっとした。 そして、ぼそりと言った。 [また、それですか] 檸檬は、首をかしげた。 [えっ!? 何ですか!?] [もう、いいです] 蜜柑は、教室の方に、走った。 しかし、何者かが、写真を撮っていたのに、二人は、気づかなかった。 記憶消滅まで、あと7日。 続く。
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