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 パソコンをシャットダウンして1階に行く。今日も仕事をして食べて寝る。明日はカレーの食材を買うから腕を振るおう。そうだ、炊飯器が無い。小麦粉でナンでも作ろうか。  次の日も早く目を覚ます。パソコンの動画が相変わらず痛々しい。僕は目を背けながらそれを見た。この頃だったかなあ。クリスマスプレゼントにクマのぬいぐるみを貰ったのは。アニメのフィギアも貰った記憶があるが、それを貰った年齢の思い出がいまいち曖昧だ。  今日も神さまと挨拶のメールを交換した。神さまは『楽しく暮らしてくれていればそれでいいんだよ』とメールを返してくれた。  サンタイルさんがトナカイの散歩に行くとジョージおじさんがカレーのルーと食材を持って来てくれた。僕はジャガイモ以外の具材を切ってサンタイルさんを待つ。人参は皮剥き器があったので簡単に皮が剥けた。カレーは甘口の僕が日本にいるとき自分で作ったことがあるルーだった。 「おっ、ほとんど用意が出来ているみたいだね」  サンタイルさんが言う。 「はい、ジャガイモの皮を剥いてくれれば、後はまた僕が作ります」  ジャガイモの皮を剥いてもらって、ぐつぐつ野菜を煮込んだ。火が通ったらルーを入れた。 「いい匂いだねえ」  僕はボールに小麦粉を溶いて窯に入れる。ナンを作ろうと思った。 「窯の扱いは危ないよ」  サンタイルさんは言うが、今日は腕を振るってあげたい。僕は頑張って料理をした。カレーは上手く出来て、サンタイルさんがとても喜んだ。
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