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色々と至らない点もありましたが、当作自体に嫌な思い出はほぼありません。むしろ、とても有意義な時間だったと胸を張って言えます。
当作の執筆当時はエブリスタよりもMobageが主戦場でしたので、環境も今とは少し異なっていました。Mobage時代から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、Mobageの小説に感想を書き込むには二通りのやり方があります。
1つは、Amazon等のように☆をつけて評価する「レビュー」です。こちらは1~5のスコアと感想を書き込むやり方で、これの平均値を見て読む読まないを決める読者もいる重要なシステムです。場合によってはトラブルの元になったりするので、2つ目のやり方に比べ書かれることは少ないです。
もう1つが、Mobageの日記機能を利用した「ひとこと感想」です。エブリスタでいうところの「ページコメント」に近い機能ですかね。こちらは特に☆をつけないので気軽にかきこむことができます。しかも日記機能を利用したシステムのため、返事も簡単に書けるので非常に重宝しました。
長い前置きをして何が言いたいのかというと、当作はこのひとこと感想を非常に多くいただけた作品なんです。今となっては見ることが出来ませんが、1話更新する度に読者の方々がそれに対するリアクションを書き込んで下さいました。
感想だけではなく、「AとBのどちらを書くのがいいか」といった私からの質問や人気投票などの参加型企画にもこのひとこと感想機能で多くの方々協力して下さいました。
第1回人気投票の票数が多かった理由に、ひとこと感想機能の手軽さがあったことは間違いないでしょう。
そして何より、1つ1つの話に読者さんのリアクションが見られてとても嬉しかったんですよ。ブーンたちが作中でバカをやる度にに「ワロタ」とか「兄者なにやってるのー!ww」とか、そんなコメントを見る度モチベーションが上がっていきましたよ。
きっと、当作を書いている時が(今のところ)私のクリエイターとしての全盛期だったのかもしれません。
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