101度目のプロポーズ

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

101度目のプロポーズ

 またプロポーズを断られた。これで100度目だ。  もちろん、今更くじけたりはしない。  女性を愛する俺の気持ちは本物だ。どんなに強く拒絶されようとも諦めない。  ……あっ、あのバス停で待ってる子可愛いな。はあの子にしようか。  俺は彼女に近付くと、懐から指輪を差し出し結婚を申し込んだ。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!