6人が本棚に入れています
本棚に追加
合流
光が収まるとそこにはたくさん人がいて現実と言っても疑わないくらいリアリティがあった。
シ「えっと、ゆーちゃんと待ち合わせは、噴水広場のとこにいればいいらしいから………あ!あそこのベンチで待っていよう!」
ベンチに座って一息をする。
漂ってくる美味しそうな匂いも、全て現実変わらない。
?手にもふもふするのが………
あ!そうだった。ルルがいたんだった。
下を見るとかまってほしそうに僕のお腹に頭をスリスリしてるルルがいる。
っかわいい!思わず口元が緩んでしまう。
することもなく、ルルをなでながら待っていると向こう側から赤い髪の人が手を振りながら走ってきた。
シ「誰だろう?ね?ルル。」
ル「きゅ〜ぷきゅう〜?」
思わずルルと一緒に首をかしげるが、そうしているうちに目の前までやってきた。
?「お前、紫乃だろ?俺誰かわかる?」
ニコニコしながら聞いてくる。
って、僕の名前まで当てられて、この顔なら誰かわかるに決まってるのに!
シ「ゆーちゃんでしょ?そのくらいわかるよ?あとシノだからね?間違えちゃめ!だよ?あーちゃんはこっちではなんて名前?」
ユ「俺はそのままユズルだ。てか、手元にいるのは、ラビか?少し色が違うか?まぁいっか。それにしても、テイマーになったんだな!名前は?」
シ「うん!テイマーになったよ!もふもふ集めたいからね!この子の名前はルル!よろしくね。ルルこっちがゆーちゃん!よろしくして?」
ル「きゅ?きゅきゅーきゅ!」
ルルがよろしく!って感じに鳴きながら前足を片方上げた。
シ「うん!よくできました!」
ル「きゅ〜!!」
ユ「……かわいいな。なでてもいい?」
シ「うん!頭をそ~と撫でてみて!」
ゆーちゃんが優しく撫でている。
ルルは、気持ちいいのか目を細めている。かわいいな〜
シ「あ!そういえば、舞姉と祈兄と願兄とも合う約束してたんだった!行かないと!えっとね、ギルド前らしいんだけどどこかわかる?」
ユ「おう!さっきここに来るまで歩いてきたからな!めっちゃ人混みあったし多分そこだろ!良し!行こっか。」
シ「うん!じゃあルルは、ここにいてね?」
そっとルルを狐耳の間に乗せる。
ルルは僕の耳を気になるのか、もふもふした。少しくすぐったいなぁ。
ル「きゅう!」
最初のコメントを投稿しよう!