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裏から白菜など持ってきて、航平にはお鍋の支度をしてもらい、鶏肉を1口大に切って下味をつけ、唐揚げの準備。
その後、大量にじゃがいもを剥いて茹で、ポテトサラダを作っていると、「お手伝いしますぅー」と紫狐が来てくれたので、航平の方を手伝ってくれと頼んで、マヨネーズとフレンチドレッシングで味付けをしていく。
「いつもと変わらない量なんだけど……」
「それより、冬弥さん達神社の方大丈夫なのかな?」
「わかんないけど、大国様とかって……神社とかいいのかな?有名な神様なのに」
神様たちって自由だよねーと話しながらトマトを切っていると、「そう言えば、栞様は神社から出られないとか。毎月参拝に来るご夫婦が先月来られなかったとかで寂しそうにしておられましたー。紫狐も森の椅子のところで仲良くしているのを見た事があるので心配ですー」
「お正月は栞さんの神社も近くの人が行くから混むと思うんだけど、来てくれるといいね」
「栞様もそう言っておられましたー。はい。きゅうり切れましたよー」
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