1位作者やってます

3/14
前へ
/592ページ
次へ
「な、なによっ、」 「不用心にしてる方が悪いんだって。 ほら、」 「あっ…!?」 とんっ、と、壁ドンされて。 うそっ…!? 「空翔、くんっ、」 「あのさ、ちゃんと警戒してくんない? オトコと、暮らしてんだから。 じゃなきゃ、こーゆーことになるけど?」 ちゅ、と奪われた唇。 …!!? 「ん、やぁっ!」 なんとかタオルだけは死守しようとぎゅっと握りしめる私を、空翔くんはせせら笑った。 そして、すっと私の腰を撫でる。 初めて男の人に素肌を触られて、私の体は小さく震えた。 「はぅんっ…!」 「イイ声で啼くじゃん。 ちゃんと自己防衛しないと、俺が取って喰うよ?」 なっ…!! 「そんなことっ、絶対ありえないんだから!!」 こう言って、私は空翔くんを突き放した。そして肩で息をして、空翔くんを睨む。 「でてって!!空翔くんのバカ!」 怒る私に、空翔くんはフッと余裕の笑みを浮かべた。 「はいはい。 …あ、いっとくけど、大事なトコ、見えてるから。」 はい? まさか、と思って見下ろすと、今の色んな衝撃でタオルがズレてて。 薄ピンク色のソコが、惜しみなくピョコンと顔を出していた。 「きゃーーーーーーーーーーーーー!!!!???」 ◇◇◇ ・・・・・うん、 今日の更新ここまで。 あたしはホッと力を抜いて スマホの画面を見た。 どうだろ、読者さん、 このシーンどう思うかな。 エッチなシーンて 『キモい』と紙一重だから 反応がくるまで、 けっこう怖い。 更新、のボタンを押すと、 その数秒後にすぐに レビューが届き始めた。
/592ページ

最初のコメントを投稿しよう!

513人が本棚に入れています
本棚に追加