Chapter1. 『在りし日の追憶』

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Chapter1. 『在りし日の追憶』

――……ああ、これでやっと楽になれる。 その一心で、私は長い長い螺旋階段を上っていく。 それなのに、うっすらと広がる闇が、微かな恐怖と奇妙な焦燥感を掻き立てる。 ――……どうして? 一体……この先に何があるというの……?
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