7.バックムーン

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「分かった。約束しよう」 アドミラはまっすぐリュクレーヌの方を向いた。 ようやく、信用してリュクレーヌは背中に背負っていたファントムを下ろし、アドミラの元に引き渡した。 「……こいつの事も、任せたぞ」 「あぁ。アマラ軍で責任を持って預かる。……お前の、弟をな」 ──あぁ、もう大丈夫だ リュクレーヌは安堵した。 「……頼んだ」 彼が、ファントムを、ルーナエだと認識したうえで約束をしてくれたのだから。  
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