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「アドミラさん!?どうしてここに!」
「通信機を渡されていたのだ。極秘でこの船に潜んでいた」
アドミラはリュクレーヌが持っていたものと同じ通信機をもち、淡々と説明する。
すると、リュクレーヌは笑いながら、シャツの内側に付けていた、黒い発信器を見せた。
つまり、アドミラの持っていた通信機はリュクレーヌの居場所を通信機は受信していた、それでこの場へとたどり着くことが出来たのだった。
「何人いようと同じだ」
マスカは応戦する気満々だ。
「いいのか?ここに居るのは優秀な不死身の探偵と、最強の助手と、ガーディアンの司令だぜ?」
「関係ない!」
三対三百の戦闘が始まる。
「ふんっ」
初めて参戦するアドミラはマスカ達を圧倒した。
流石は司令。
アマラ軍最強と言ったところか三百居たはずのマスカの兵は一撃で粉砕される。
「えっ、アドミラさん、強っ!?」
「わー、流石は……俺出る幕ねぇじゃん」
リュクレーヌが不貞腐れる様に頬を膨らませる。
戦況は完全にリュクレーヌ達の有利で進んだ。
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