花の名前と、きみの匂い。

〈番の関係〉

αとΩの間のみで生まれる関係。
夫婦と似た関係性で、番になれば社会的に様々な権利を得られるようになる。
番になるためには、発情期の性交時にαがΩのうなじを噛むことが必要。
番になったα、Ωはお互いにしか発情しなくなる。
(妊娠、出産についても同じ。)
また、出逢った瞬間に強烈に惹かれ合う「運命の番」も存在する。
一旦番になると、どちらかが死ぬまで解除されない。

しかし、αの都合によってはΩ側が一方的に番を解除され、引き剥がされる場合もある。
この状態のΩは非常に強い精神的ストレスを負い、以後は番を作れなくなってしまう。
一方で発情期が再発するため、二度と番を得られないまま、発情期を抱えた一生を送ることとなる。