はじめに

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はじめに

私見です。 倫理観や善悪論から動物実験に反対するのは恐らくは、ほとんどの、誰しもにとっても好ましいし、作者にとってもそう。けれど、人々はその結果によって、安全を担保し、現代水準を生きることができている。 なくなるといい。けど、なくなると、人々の生きる水準はどうしても、さがってしまう。あるいは、それは、危険な値に突入するのかもしれない。 ならば、いけないコトを重々に承知のうえで、しなくてはならないコトに真摯に立ち向かってくれる専門家たちがいる。その結果として、綺麗な部分だけがピックアップされた恩恵をワタシたちは手に入れるコトができている。それを忘れてはならないと、作者は思います。念頭にご紹介したいのは。 「遠いところで、ワタシたちは美しく怒っている」 だったかな。ソースは思い出せないが、作者の心にはいつまでも残っている名言なフレーズです。 サイエンスと倫理観のボーダーラインに明確なピリオドを打てるほどは賢くない、トンチンカンな作者ですが、ただ、いま、言えるのは、起こらざるを得なかったのならば、その結果にそっぽを向いて不意にする、見なかったコト、なかったコトにするのが、もっとも、してはならないタブーではないのかなと、そう考えます。 すくなくとも、本作の背景である、スプートニク計画の結果と教訓は、後にはワタシたちの人類史には欠かせない強い礎になっています。 さてと、本当は、作者がもし、イヌだったら、なんで映画はエイプだけなのさって思うから、それだけの理由で作るのを真の目的としていたりもする。 次の章題以降は作中です。
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