第一章 黒船
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KUROHUNEのオーナー、御調 玲哉(みつき れいや)は、俺の入学金や授業料を全て立て替えてくれ、働いて返してくれればいいと、職場を用意してくれた。それが、金太楼であり、KUROHUNEの地下にあるレストラン&バーの黒船であった。 しかし、今回の仕事は、レストラン&バーの黒船ではなく、裏の家業である、人探しの黒船であった。
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