もしリコ♡LOTTEがエージ氏に借金をしていたら

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もしリコ♡LOTTEがエージ氏に借金をしていたら 交友関係が崩れて、断絶状態に陥って、私はTwitterも替え歌も辞めていた。 2007年2月から2009年1月に放送されていた「Yes! プリキュア5(GoGo!)」。文字通り、5人の女の子が「ナイトメア(エターナル)」と立ち向かう物語なのだが、中でも1番私の目を引いたのが「春日野うらら(キュアレモネード)」だった。 彼女はプリキュアに変身して敵と戦っている傍ら、アイドル活動も行なっており、「芸能人プリキュア」の一角と言われているのは、プリキュア好きの人には説明するまでもないだろう。 私の仲良ししているフォロワーの中にも、「キュアレモネード推し」が存在する。それがエージ・エーヴェルヴァイン(以下エージ氏)である。同氏は、お互いにレモネード推しということもあって仲良くなり、(フォロワーのほとんどがそうなのだが)LINEのアカウント交換までしていただき、今でも楽しくお話させていただいている。 そして2019年某日に事件は起こった。詳細は伏せるが、当時私は家庭内のお家騒動で無一文となり、お金に困っていたことがあり、何も食べられず爬虫類の生き餌であるコオロギやゴキブリを、昆虫食として食べようとしていたほどだ。 そんな中、フォロワーさんにも相談したところ、エージ氏から「そんなにお金に困っているなら、私の電子マネーに少しあるので、リコ♡LOTTEさんの口座に送金する」と言われたことがあった。 食に困窮していた私にとっては願ってもない話だったのだが、私がクビを縦に振ることはなかった。なぜなら、「お金を借りて食べ物を腹いっぱい食べたい」という思いよりも「見ず知らずの人からお金を借りるわけにはいかない」という思いの方が強かったからである。 結果的に私は会社の上司や先輩からお金を借りたり、食料をいただいたりして一命を取り留めたのだが、もし前述の話に対して「お願いします‼︎」と懇願していたら、今でも仲良くできていたか。それは間違いなく「否」である。なぜなら、10万円近くの工面が必要だったのだから。 500円や1000円ならまだしも、10万円という大金など、ネットで知り合った見ず知らずの人に借りられるわけがない。いくらエージ氏が「いいですよ」と言われても、それを肯定できる自分は存在しなかったのである。 もしあの時にエージ氏から10万円をお借りしていたら、今でも返すことができず内紛に発展し、LINEやTwitterもブロックされ、交友関係が崩れていたことは想像に難くない。私もきっとTwitterのアカウントを削除し、歌い手としても活動できなかっただろう。「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉を覆し、フォロワーとの交友関係を守った一件だった。 ▼本人との後日談。同氏はこう言っているが、きっとこれだけでは済まなかったはずだ。 ff930fb7-7e02-49d4-9cac-f299e65d6c6c
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