プロローグ

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そんな俺でも、目鼻立ちはいいと言われる。 確かに、顔だけ見たらそうかもしれない。 けど、結局ないものはないし、そして最近太った。 見れば、俺と同じ職種の同僚などは、皆似たような容貌をしている。 「安心を与えるためにも、必要なことなんだよ」 とは言われた。 確かにそのとおりだとは思う。 だが、だからこそ俺は、俺たちは 「時空のおじさん」 と呼ばれる。 時空なんて言葉がつくと、やはりカッコいいと思う。 でも、俺はおじさんではなく、まだ26歳だ!
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