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学園ラブなんてクソ喰らえっー俺の青春返せ
おいおい待てよ、生徒会と一緒に食事するなんて聞いてないぞ。
会「ああ、俺たちもまだ食事は済ませてない」、マ、ジ、ですか。
康「ん、じゃ決まりだなあそこの席空いてる」さすがに生徒会を今避けたら厄介だと思った清はゆっくり席の方に向かい、康太の隣に座った。
『僕、先に注文してきますね。』
康「俺もいく」
券売機の方に2人で向かい、俺が生姜定食を頼もうとした時、
康「なぁ、なんで朔夜たちと話すとき猫かぶってんだ?清はそんな喋り方しないだろ」聞いて当然だよな笑人が違いすぎるせいだ。
『みんなには言わないんで欲しいんだけど、……その、実は生徒会と関わりたくなくてわざと嫌われるためにこんな喋り方してる』
康太にはなぜかすんなりと言ってしまった。信頼しているからだろうか俺にもこの感情はまだ理解できていない。
康太は理解していないような顔をしながら俺の顔をじっと見つめている。
康「なんで、嫌われたいんだ?朔夜たちいいやつだよ」言わなかった方がいいような気がしてきて今更後悔している。
『なんて言うかその……高校生活平和に過ごしたいと言うかその目立ちたくないんだ』なんとか誤魔化せたかな?
康「ああ、なんだそんなことだったんだ、俺はてっきり清が朔夜たちのことが嫌いなんだと思ったよ」
なんとかわかってもらえた。よかった。
『このことは絶対誰にも明かさないでね康太だけだからね。』 「…かわいすぎだろ」
そういうと、康太は照れたように頬が少し赤くなっていた。
康「ああ、絶対誰にも言わないから安心して」俺はその言葉を聞いて安心した。
なんとか康太が場を温めてくれたおかげで生徒会には目をつけられなかった。
これで生徒会には関わることはないと思っていた……
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