第1章 出会いはいつでも突然です。

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2018年4月 桜が舞う季節に高校2年生になった赤楚衛 17歳 両親は共働きだが、仲が良く ひとりっ子だが、寂しいと感じたことがなかった 新学期が始まりいつも通り学校へ行く 学校へ行く途中、10段程の階段があり、いつもそこを5段位になると飛び越えて学校へ向かう 「よっと、、、今日は6段に挑戦するか、、、よっ!!」 そうして段差を飛び越えた、、、が、まさか飛んだ途端に目の前に人が現れるとは思っていなかった 飛んでしまっている状態から止まることが出来るわけもなく、どいてぇぇぇ!!と叫んだ ドシャァ、、、 「いてて、、、あっ!すみません!!大丈夫ですか!?本当にごめんなさい!」 と必死に謝り相手の顔を見ると、驚くくらい整った顔 すげえイケメン、と思ったが ぶつかった相手を起こして又謝る 「何度も謝らなくても良いよ、、、制服が少し汚れたくらいで別に大怪我とかした訳じゃないし」 そう言ってくる人の制服を見ると、海堂高校の制服だった 海堂はスポーツで有名な高校だ。 「君、海堂高校の生徒なんだ、、、俺は、、」 「聖上学園、、、」 と、その男の子が言ってくる 「あ、俺、聖上学園2年の赤楚衛って言います。 本当ワザとぶつかった訳じゃ無いことだけは分かってください。」 「町田冬夜、、3年」 え?それだけ?と言うと、高校の名前分かってるんだし、それだけで充分だろう? そう言って町田冬夜くんは歩いていくが、右脚を引き摺った感じだ 「待って、もしかして俺のせいで脚、怪我したんでしょ?学校まで送るよ」 大丈夫と言われたが、そんな訳にはいかないと言って、肩を貸してうちの学校と割と近い海堂高校まで一緒に行った 校門前に着くと、先生らしき人が立っていてどうした?と聞かれたので、説明をすると、それは不運だったなと笑いながら、後はこっちに任せてもらって、君も学校へ行きなさいと言われたので、お願いして走って学校へ向かった
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